コンサート・舞台鑑賞
■「明るさ」数値が高く、「実視界」6.5°以上のものがおすすめ
ポイント1. 明るさとレンズコート
コンサートを見るための双眼鏡としてまずチェックしたいのは「明るさ」です。明るくきれいに見たいと思ったら「明るさ」の数値の高いものを選びましょう!
倍率が同じであれば対物レンズの有効径が大きい方が明るい双眼鏡となり、対物レンズが同じ口径の場合は倍率が低い双眼鏡の方が明かるい双眼鏡となります。
双眼鏡・単眼鏡には非常に多くの光学系が使用されており、レンズやプリズムの空間で光が反射して光量が失われます。
双眼鏡・単眼鏡ではこの反射量を少なくして、明るさ向上と鮮鋭な像を得ることを目的として、光学レンズ、プリズムにコーティングを施しています。
フルマルチコート・・・すべてのレンズ面、プリズム面ん位マルチコートを施し、光の透過損失を極めて少なくするためのコート。
マルチコート・・・空気に接する面の少なくとも1面以上に多層膜コートを施し、光の透過損失を少なくするためのコート。
マゼンタコート・・・レンズ面に単層コートを施し、光の透過損失を少なくするためのコート。
ポイント2. 倍率
肝心なのは「対象物までの距離」なんです。
コンサート会場の大きさを知り、的確な倍率を選ぶのが良いでしょう
双眼鏡は、「対象物までの距離÷倍率」で、どの距離から見た大きさで見えるかが分かります。
倍率が高い方が近くで見えるから良いのでは?と思われるかもしれません。しかし、倍率が高くなると視野が狭くなり、手振れもしやすくなってしまうので必ずしも良いとは限りません。高倍率を求める場合には、三脚に取り付けられるタイプのものを選び、三脚に固定して使用する必要があります。
ポイント3. 実視界
一般的に倍率が高くなるにしたがって実視界は狭くなります。
例えば、8倍の双眼鏡の場合は、実視界が6.5°以上あるのがお勧めです!
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